&受験対策でやるべきこと5選

~スタッフを雇用しているNPO法人に必須の知識!~
NPO法人会計力検定「実践(ベーシック・アドバンス)」

■内容・対象
内容を以下の2つに分けています。
どちらかだけの受験も可能です。

◎実践(ベーシック):
継続的な収益があり、人を雇用している規模のNPO法人で会計実務を行う上での必須の知識とレベル。

◎実践(アドバンス):
決算業務を含む総合的な能力でNPO法人会計の信頼性をより高めるためのステップアップした知識とスキル。

■試験日程
2025年2月16日(日)
◎ベーシック:13時15分~14時45分(90分)
◎アドバンス:15時15分~16時45分(90分)

■試験会場
東京、愛知、大阪、福岡、沖縄の全国5か所

■受験料
◎ベーシック:3,300円(税込)
◎アドバンス:3,300円(税込)

■申込受付
2024年11月25日(月)10:00から2025年1月14日(月)17:00まで
(試験料振込は1/15(水)15:00入金確認分まで)
一般社団法人NPO会計力検定協会HPより受付

■試験対策でやるべきこと
この検定試験は、過去問が検定協会のブログや検定試験の説明会等で出ているほかは公開されていません。
ただ、多くの試験対策講座などを行ってきた私から、次の点は試験に合格するために必要なこととしてお伝えできると思います。

<検定試験に合格するために必要なこと5選>

  1. ほとんどの受験者のみなさんは、学生時代とは違って試験を受けるという経験を何年もしていないので、自分が勉強の仕方を忘れていることを知ることから始めましょう。
  2. 上記1を踏まえて、検定テキストを最低3回は読み込むことが必須です。それにより、試験の内容と覚えるべき点を見極めることができます。
    この試験は、「NPO知識」と「会計知識」の2分野に分けて出題され、それぞれ足切り点がありますので、どちらか一方だけの知識では合格できません。
    前者は、NPO法令及びNPO法人会計基準をメインに、後者は簿記をメインにしているようですので、検定テキストを熟読する際には、それぞれの分野ごとに理解することが必要です。
    「NPO知識」の勉強をする際には、検定テキストにある文言で「~しなければならない」とか「~することができる」といった表現の違いを理解して、丸暗記ではなく、内容を理解する勉強方法を取りましょう。
    「会計知識」の勉強をする際には、単に検定テキストを読んで理解するだけでは足りず、検定テキストにある問題や下の3以下の問題を何度も解いて、完全に自分のものとすることが大切です。何度も解くと、問題を覚えてしまい、練習にならないといった意見を聴きますが、逆に問題を覚えることができるならそうして欲しいのです。
    そもそも、実務でも、各団体によって内容に違いがありますが、その団体の会計処理は毎日ほぼ同じことの繰り返しをしているはずで、それをいかに素早く処理できるかが重要ですので、毎日の処理方法は毎回決まっているはずです。
    検定試験も同様で、検定テキスト等にある問題を完全に覚えていれば、大概の問題は解けます。
  3. 主催者である「NPO会計力検定協会」のホームページにある「ブログ」のアーカイブなどに載っている過去問をよく見て、自分で解いてみましょう
    もし、間違ってしまったら、必ず解けるようになるまで、徹底的に検定テキストの該当箇所を見直しましょう。
  4. 会計力検定協会が試験前に行っている「オンライン説明会」(ZOOM)に出席して、主催者が受験者の皆様に対してどのような力量を期待して問題を作成しているのかを感じてみましょう。
  5. 試験後に行っている「ふりかえり解説会」(ZOOM)に合否などに関係なく参加して、どんなところに重点が置かれて出題されていたか、受験者のみなさんがどんなところに引っ掛かりやすいのかを知りましょう。

こういった点に注意しながら、試験対策の勉強をしていけば、合格は目の前です。

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