1.解答

 

 

2.解説

 

(1)インプレスト・システム(定額資金前渡法)を採用しているので、小口現金の担当者(本門では甲)に現金を前渡しした時点で、「小口現金」(資産グループ)が増えたので、「小口現金」を借方(左側)に記入します。また、現金を渡したので、「現金」(資産グループ)が減ったので、貸方(右側)に記入します。

 

(2)小口現金の担当者「甲」が小口現金から費用を支払っても、報告をしていない状況では、管理部門の会計係(会計担当者)にはわかりませんので、会計係は仕訳を行いません。したがって、解答は「仕訳なし」となります。
もちろん、小口現金の担当者「甲」は小口現金出納帳など出金状況が分かるような帳簿を作成しておくことは当然のことです。

 

(3)本問も、上記(2)と同様の考え方で、「仕訳なし」となります。

 

(4)小口現金の担当者「甲」から報告を受けたので、それに基づいて、管理部門の会計係(会計担当者)が仕訳を行います。
(2)では、電気代とガス代は「水道光熱費」(費用グループ)として処理するので、借方(左側)に記入します。
また、(3)では、郵便切手代は「通信運搬費」(費用グループ)、電車賃は「旅費交通費」(費用グループ)、福利厚生の一環としてスタッフのお茶菓子代は「福利厚生費」(費用グループ)として処理するので、費用が増えているので、いずれの勘定科目も借方(左側)に記入します。
そして、小口現金から支払われたことから、「小口現金」(資産グループ)が減ったので、「小口現金」を貸方(右側)に記入します。

 

(5)インプレスト・システム(定額資金前渡法)では、原則として、小口現金の減った分を補充するので、この場合は、(4)で減った「小口現金」21,700円を補充します。補充金額だけ「小口現金」(資産グループ)が増えるので、借方(左側)に記入します。そして、その金額分だけ「現金」(資産グループ)が減るので、貸方(右側)に記入します。