1.解答

 

 

2.解説

 

(1)コピー用紙は「消耗品費」(費用グループ)で計上します。本問ではコピー用紙5箱分合計6,000円(=@¥1,200×5箱)を購入したので、「消耗品費」を借方(左側)に記入します。そして、代金は、来月20日に普通預金から引き落としにより支払うので、この取引が行われた時点では、まだ支払われていません。したがって、あとで代金を支払う義務を表す「未払金」(負債グループ)が増えることになるので、「未払金」を貸方(右側)に記入します。
なお、このような簿記の問題で出てくる「@」マークは「単価」を表しています。実務での使用する場合があるので、覚えておいてくださいね。

 

(2)(1)の代金支払日が到来して普通預金から代金が引き落とされ、あとで代金を支払う義務は無くなりました。そこで「未払金」(負債グループ)が減ったので、「未払金」を借方(左側)に記入します。一方、「普通預金」(資産グループ)が引き落としにより減ったので、「普通預金」を貸方(右側)に記入します。

 

(3)講座は来年度に始まるので、まだ授業という役務(サービス)の提供は行われていないでの、今年度の収益とすることはできません。そこで、この2名分の受講料は、「あとで役務(サービス)の提供をする義務」を表す「前受金」(負債グループ)が増えたことになるので、「前受金」を貸方(右側)に記入します。一方、普通預金に受講料が振り込まれ、「普通預金」(資産グループ)が増えたので、「普通預金」を借方(左側)に記入します。

 

(4)受講者18名分の受講料は現金で徴収し、「現金」(資産グループ)が増えたので、「現金」を借方(左側)に記入します。また、受講者2名分の受講料は、上記(3)で「前受金」で処理されています。今回講座が始まったことから、「あとで役務(サービス)を提供する義務」は無くなりました。そこで、「前受金」(負債グループ)が減るので、「前受金」を借方(左側)に記入します。そして、この現金で受けた金額と前受金で受けた金額の合計額が収益となります。そこで、「受取受講料」(収益グループ)が増えたので、「受取受講料」を借方(左側)に記入します。
なお、「受取受講料」は、本問題練習で定められた「勘定科目一覧」にある唯一の適当な勘定科目ですので、本問ではこれを選択しなければなりません。しかし、実務では、これ以外に「講座事業収益」、「受講料収益」などいくつかの適当な勘定科目を考える余地はあります。

 

(5)普通預金に振込みがあり、「普通預金」(資産グループ)が増えたので、「普通預金」を借方(左側)に記入します。しかし、その入金内容が不明なため、適正な勘定科目を貸方(右側)に記入できません。そこで、「あとで適切な勘定科目が判明したら振り替える義務」を表す「仮受金」(負債グループ)を増やし、「仮受金」を貸方(右側)に記入します。あくまでも、「借受金」は、その名の通り「仮に受けておく」ための勘定科目です。

 

(6)上記(5)の「借受金」の内容が当期の会費であることが判明し、「あとで適切な勘定科目が判明したら振り替える義務」を表す「借受金」は減りましたので、「仮受金」を借方(左側)に記入します。そして、その判明した当期の会費を表す「受取会費」(収益グループ)が増えたので、「受取会費」を貸方(右側)に記入します。これは、「仮受金」を「受取会費」に振り替えたことになります。