1.解答

 

 

2.解説

 

(1)車両の修理代は、勘定科目一覧の中では「修繕費」が当てはまります。育児支援事業で使用する車両の修理代が支払われ、「修繕費」(費用グループ)が増えたので、「修繕費」を借方(左側)に記入します。その際、事業欄は「育児」とします。一方、修理代が現金で支払われ、「現金」(資産グループ)が減ったので、「現金」を貸方(右側)に記入します。その際、勘定科目が資産グループなので、事業欄には「―」を引いておきましょう。

 

(2)金庫の中の実際の現金有高が帳簿残高より200円少なく、原因が不明であっても、実際現金有高と帳簿残高は一致させておかなければなりません。この場合、実際の現金有高に帳簿残高を合わせる形で処理します。そこで「現金」(資産グループ)を減らすことになるので、「現金」を貸方(右側)に記入します。その際、勘定科目が資産グループなので、事業欄には「―」を引いておきます。そして、現金が減った理由が不明であることから、「現金過不足」勘定(残高が借方(左側)にあるか貸方(右側)にあるかで資産または負債のグループになります)を空白となっている借方(左側)に記入します。「現金過不足」は収益や費用ではないので、事業欄には「―」を引いておきます。

 

(3)学習支援事業で使用するノート、鉛筆、消しゴム、定規の購入費用は、勘定科目一覧の中では「消耗品費」が当てはまります。学習支援事業で使用するノート等が支払われ、「消耗品費」(費用グループ)が増えたので、「消耗品費」を借方(左側)に記入します。その際、事業欄は「学習」とします。一方、消耗品費が現金で支払われ、「現金」(資産グループ)が減ったので、「現金」を貸方(右側)に記入します。その際、勘定科目が資産グループなので、事業欄には、「―」を引いておきます。

 

(4)本問では、(2)の場合とは逆に、実際現金有高が帳簿残高より300円多く、「現金」(資産グループ)を増やすことになるので、「現金」を借方(左側)に記入します。その際、勘定科目が資産グループなので、事業欄には「―」を引いておきます。そして、現金が増えた理由が不明であることから、「現金過不足」勘定を空白となっている貸方(右側)に記入します。「現金過不足」は収益や費用ではないので、事業欄には「―」を引いておきます。

 

(5)本問は、決算日での処理を行います。
まず、(2)の現金過不足については、修繕費200円の帳簿への記載漏れがあったことが判明したので、(2)で借方(左側)に処理していた「現金過不足」を取り消すために、反対側である貸方(右側)に記入します。一方、空白となった借方(左側)に、本来入れるべき「修繕費」(費用グループ)を記入します。その際、事業欄には「育児」と記入しておきましょう。このように、ある勘定科目を他の勘定科目に置き換える仕訳を「振替仕訳」といいます。
次に、(4)の現金過不足については、決算日においても原因不明のままなので、適切な科目に置き換える振替仕訳を行うことになります。具体的には、(4)で「原因過不足」を貸方(右側)に入れていたのを取り消すために、反対側の借方(左側)に記入します。一方、空白となった貸方(右側)には、適切な科目として、勘定科目一覧の中から「雑収益」を選択して、記入します。この「雑収益」は事業には無関係の収益なので、ここでは、事業欄は「管理費」としておきます。 また、別解のように、借方(左側)と貸方(右側)にある「現金過不足」を差引き(相殺)して、差引残高100円を借方(左側)の「現金過不足」に記入する方法もあります。この場合、借方(左側)の合計と貸方(右側)の合計が300円で一致することを確認しておきましょう。